千葉県:銚子・長崎鼻周辺で琥珀を狙え!~琥珀の見分け方~

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明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

2024年になり、もうすでに10日以上経過してしまっておりますね。

毎日が本当に目まぐるしく過ぎていき、なかなか追いつけておりません(笑)

昨年末の採取の記録になりますが、新年初の投稿とさせていただきます!

2023年12月某日

以前から千葉県では、サメの歯や琥珀が採取できるとのことで、どこで拾うんだ!?と、情報取集していると犬吠埼~長崎鼻周辺と分かりました。

しかし、何度か通うも出会えず、私の目玉はまだ「化石と琥珀の目」ではなく、まったく見つけることができませんでした。

そこでInstagramのフォロワー様で、化石と琥珀をバシバシ採取している方と今回、奇跡的にご一緒させていただくことができました。

潮や時間の都合で今回は琥珀に絞ります!

果たして私の目は「琥珀の目」になれるのだろうか…

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周辺情報

駐車場:あり(無料16台)
トイレ:あり

今回は潮と時間の都合で周辺の確認はできませんでした。

邪魔にならない場所へ駐車させていただき、降りれそうな波打ち際や海岸を歩きました。

長崎鼻灯台の周辺は、干潮時ではないといけないので潮見表の確認をするようにしましょう。

岩場が続く場所が多く、引潮時は歩けるんだろうなぁという場所が多くあります。

満潮になりかけていたのであまり足場もなく、掘れそうな場所や岩のくぼみをホリホリ…

あれ…?なんか見覚えのある形が…

「ん?」

「ね、猫がいるー!?」

娘がいたら「にゃあにゃっ!」って言ってくれるであろうと妄想しながら思わずパシャリ。

もう少し大きくなったら連れて行くからね!(私が)もう少しの辛抱っ!

そんなこんなで、▼フォロワー様がまず見つけた琥珀です。

どうしても私はプラスチックやシーグラスのようなもの、玉髄や瑪瑙のような石を拾ってしまう。

しかし、琥珀の輝きは全然違いました。

太陽の光の下、本当に「きらーん☆」と光っているのです。

その「きらーん☆」がついついプラスチックや蛍光色のものや、瑪瑙と似ているので目移りしてしまう。

む、難しい…。

とりあえず、それらしいものをいくつか拾って本日は終了。

あっという間に周辺が暗くなりはじめ、美しい夕日を見ることができました。

琥珀の見分け方

琥珀って…?
琥珀とは、木の樹脂が長い長い年月を経て化石化したもの。生成過程で虫や葉などを含む場合もある。
映画「ジュラシックパーク」で、憧れた人も多いはず!

まずは結果からご報告です。

下記の方法でこの3種類に絞ることができました。

①針で溶かす

不要な針の先端を火であぶり熱し、対象物にこすり当てます。
※琥珀に跡が残るのが不安な場合はほんの少し当てる、もしくはこの方法は避けて下さい
※また、プラスチック臭は有害な場合がありますので、小さなお子様や気になる方は危険ですので避けましょう※

琥珀は「松脂」の匂いがする!

と、教えていただいたので私が個人的に試してみたかった方法です。

しかし…

「あれ?松脂の匂いってどんな匂いかしら?」

勝手に桧のようないい香りを思い浮かべたのですが、全然そんな匂いしませんでした!(笑)

例えるなら、クリアファイルを開いて角(中)の匂いを嗅いだような臭い。
(マニアックですみません。小学生のころよく嗅いでいたんです…)

でもそんなにいや~な香りではありませんでした。

問題なのは、プラスチックです。

「ぐわっっっ!!!!」っとなるような、悪臭が鼻を突き抜けます。

有害だと思われるので、鼻を近づけすぎるのはお気を付けください。

瑪瑙系は石なので針を当てても何も起こりません。

臭いで仕訳けたのが「琥珀?」「瑪瑙系」「プラスチック?」の3種類です。

②食塩水

琥珀かどうかを判断するのためのスタンダードな方法としては、塩水に浮くかどうか。

食塩水の比重:1.1
琥珀の比重:1.04~1.08
プラスチックの比重:1.1~1.3

比重についてはだいたい上記の数値で検索すると出てきました。

食塩水の比重より大きくなれば沈み、小さい数値であれば浮くということのようです。

  • コップに水またはぬるま湯を入れる。(水量はコップの8割くらい)
  • 食塩を溶けないくらいたくさん入れる!
  • 良くかき混ぜて、室温と同じくらいになるまで待つ
  • 投入!

浮かんだら→琥珀
沈んだら→プラスチック

ということになります。

▼コップと食塩を用意します。

▼たくさん食塩を入れてかき混ぜます。
下にうっすら食塩が沈殿しています。
あっ!半分くらいしか水を入れていなかった!💦

▼中央:明らかに石と分かる瑪瑙系の石を投入→沈みました。

▼右側:汚くくすんだ塊を投入→沈みました。プラスチック確定!
明らかにプラスチックだろうな、と思う色合いの塊ですが琥珀の可能性もあるとのことです。

▼左側:べっこう飴のような綺麗なかけらを投入→浮きました!

▼しっかりと浮いています。

水量は少なかったですが、無事それぞれが何かがはっきりと分かりました。

実験は成功です!🎊

③UVライト

そういえば、よく琥珀で「ブルーアンバー」なんて見かけるけど…もしかしてUVライトに反応するのかな?

と思い、おなじみのUVライトで照らしてみました!

▼なんとブルーに蛍光✨
蛍光しないものもあるようですが、一度UVライトを照らしてみる方法もいいですね♪

これだけやれば、間違いないでしょう!

区分けした3種類は正解だったようです。

と、いうことで今回は4つの琥珀を拾うことができました。

プラスチックや石も物によっては蛍光する場合がありますので、UVライトだけでの判断は難しいです。

また、ライトを照射していて気づいたのですが、ほんのり焼けるような臭いがしました。

琥珀が焼けているのかな?という臭いだったので長時間の照射はお気を付けください。

まとめ

  • 琥珀は太陽のもとで輝きが増す!
  • 琥珀は溶けると松脂の臭いがする!
  • 琥珀は食塩水に浮く!
  • 琥珀はブルーに蛍光するものもある!
  • プラスチックを溶かす時は臭いに注意!
  • プラスチックに似ていても琥珀の可能性あり!
  • 美味しそうでも食べないこと!

今回、手にすることができた琥珀ですが4つ中3つはフォロワー様のお力があって見つけることができました。

少し時間が経ってから自力で1つ見つけることができましたが、何の確証もなく小さいながらも「輝きが綺麗」だけで持ち帰ってきました。

「琥珀の目」になるまでには少々時間が足りなかったかもしれませんが、また特訓を重ね「琥珀の目」を手に入れたいと思います。

これがまた「サメの歯の目」になりたい!と言い出すのも時間の問題なので…

それは…また次回へ続くっ!

お楽しみに♪

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