2020年10月 3度目の「ヒスイ海岸」へ出向いた時のことでした…。
国産鉱物「翡翠(ヒスイ)」の探し方
緑色のイメージが強いヒスイですが、ラベンダー色やブルー、ブラックなど、さまざまな色のヒスイがあります。
ただ、素人にはヒスイの目利きが難しいのです。
正確には比重を図り、ヒスイかどうかを断定するようですが、海岸でいちいちそんなことできないので、こればかりは経験を積むしかなさそうです。
- ヒスイは硬いので角ばっている(丸みを帯びていない)
- 表面が味の素のような微細な粒子でキラキラと結晶化している
- 手に吸い付くような肌触り
- 色はさまざまだが、白っぽいものを探す
- 光を透過させる
- 重たい石を探す
- キツネ石に騙されない
ポイントを調べていても、実際に見つけるとなると難しい。
そんなときは、下記に記載してある「寄り道:ヒスイテラス・フォッサマグナミュージアム」で学芸員の方が石の判別をしてくれるので、ぜひ持ち込んでみてもらいましょう!
※コロナの関係で学芸員の方がいる日が限られているようなので事前に確認しましょう。
「ヒスイ海岸」他、海岸情報
2018年、2019年、2020年と年に1回のペースで4か所の海岸をめぐりました。
1か所の滞在時間が長いのであっという間に1日が終わります!
まずはここ!「ヒスイ海岸」
トイレ:7月頃に行ったときは簡易トイレが設置されていました。
駐車場:あり
交通アクセス:
JR北陸新幹線「糸魚川駅」よりタクシーで約5分
北陸自動車道「糸魚川IC」より車で約10分
紫色のヒスイを探して「ラベンダービーチ」
トイレ:あり(シャワーあり)
駐車場:あり(わかりにくいので、詳細はMyMapへ)
交通アクセス:糸魚川駅から徒歩約14分
新潟と富山の集合場所「市振海岸」
トイレ:あり
駐車場:あり(詳細はMyMapへ)
交通アクセス:市振駅から徒歩約15分
ヒスイテラスも立ち寄ろう「宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)」
トイレ:あり
駐車場:あり(夏季有料)
交通アクセス:あいの風とやま鉄道越中宮崎駅から徒歩約1分
あると便利なもの
本格的なヒスイハンターの方々は、自作でつくられた長手のお玉?のようなものを持っています。
いちいちしゃがんだりしなくて済むように、立ったままヒスイを探せる便利アイテムのようです。
もちろん素手でもいい!濡れてもいい!っていう場合は手ぶらでもできます!
超初心者の中のはとりあえず手ぶらで向かいました(笑)
石がゴロゴロしてる場所もあるので手でかき分けるのはなかなか億劫でした。
初心者に最低限あったらいいな~というのをまとめてみます。
ライト
石の光の透過度を見るならライトは必須。
スコップ(シャベル)
金属でもプラスチックでもあれば便利!
掘って探す派は、素手だと手が痛くなります。
熊手
潮干狩り感覚で掘れます。
長靴
波打ち際は白が目立つので、見ておきたいところです。
が、思いがけない波にずぶ濡れになるので長靴や防水靴のほうがオススメです。
ウェーダー
絶対濡れたくない!海に入って探したい!という場合はこちら。
ここまで揃えるなら、お手製のヒスイ拾い棒も準備したいですね♪
戦利品
石の判別はヒスイテラスでもらったパンフレットを参考にしたり、学芸員のかたにみてもらいました。PDF:あさひいしころマニアックス
ヒスイ
ヒスイテラスの学芸員さん?にみてもらったお墨付きのヒスイです!
大きさは2cmほどの小さなかけらですが3度目にして上物ヒスイをゲットできました!
未鑑定だけどこれもヒスイ…?▼
海岸で拾った石たち
まとめ
石ころ:
陶器・シーグラス:
貝殻:
よく見かけるヒスイの原石は、今回拾ったものより大き目で、白ベースに緑や紫の色が入っていて、光を当てるとあら素敵!のイメージが強い。
小粒のヒスイを拾うことができましたが、先輩方が拾っているような白いヒスイ原石も拾いたい。
慣れればすぐわかるのだろうけど、慣れるほど通えないし…悔しい!
今後も、年1回は訪れてヒスイを狙います!
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