拾ってきた石ころたちは、現在ビンの中で眠っています。
濡れていると艶やかできれいな石ころも、乾くとくすんでしまったり、
表面が汚れているだけで、磨いてみると実はとんでもない石ころだったり…本来の石の輝きが取り戻せるのではないか!?と思い「原石磨き」を始めました。
その記念すべき第1回の記録です。
2020年ヒスイ海岸で拾ったピンク色の石
新潟県のヒスイ海岸に行ったときに拾ったものであることは覚えているものの
いくつか海岸に行ったので、記憶も定かじゃなく、正確な海岸名がわからず…
実際の採集場所はヒスイ海岸ではないかもしれないです。
(あくまでも個人的な趣味なのでお許しを…)
拾った時のテンションは爆上がり!
拾った石をいつか磨こうと決意したきっかけの石ころになります。
用意するもの
研磨方法は電動工具の検討をしましたが、まだ始めたばかりの初心者なので低コストスタート!
砥石
砥石(#120)で粗削り(削れそうで安いやつを探しました)。
耐水ペーパー
今回私の使用した耐水ペーパーは#180・#240・#320・#400・#600・#1000・#2000をホームセンターで揃えて使用しました。
研磨剤(仕上げ用)
最後の仕上げに青棒(研磨剤)を使って光沢を出します。
水さし
作業時は目詰まりを起しやすいので水を使い流しながら行いましょう。
今回使用した水差しは100円ショップでも売っています。
先端が細いので、石のわずかな隙間につまったカスもうまく流してくれました。
私は水差しを使用しましたが、桶に水をためたり、電動モーターを使用して常に水を流したりする方法もあるようです。
砥石ホルダー
荒削り用の砥石はホルダーがついていないタイプを購入したので、土台が必要でした。
ちゃんとしたホルダーはいいお値段だったので迷っていたところこちらを発見。
傾斜もあるので水をかけながらもやりやすかったです。
実際に磨いていこう!
砥石#120で磨くとだいぶ茶色の部分が取れました。
石の中に小さな晶洞がたくさんあるようで、穴の中はキラキラしてるんですが
奥のほうに削りカスが溜まりやすい…水で流しながら削っていきます。
表面の凸凹がなくなるまでと全体の成型をしながら削っていきましょう。
#180・#240がおわり、#320まできても少し艶が出てきたように見えます。
磨き方を調べていると、荒い番手でどこまで表面の凸凹を失くせるかが重要とのこと…。
まだ汚れは残ってますが、これ以上削ると穴だらけになりそうなのであえて汚れ部分は残します。
あとはひたすら光にあてながら磨き残しがないか確認しつつ、番手を上げながら磨いていきます。
写真がいまいちで一気に#2000まで来てしまいました…次回からはちゃんと撮りたいです。
照明とアングルを変えましたが、艶感がかなり変わりました。
このあと青棒で仕上げをと思いましたが、細かい穴が多くて目詰まりを防ぐために今回は使用せず。
事前に仕入れておいたアクリルプレートと自作ラベルで完成!
艶っ艶のスベッスベで触ってて気持ち良い!
なによりあの汚れた石からピンク色のきれいな石に変貌してくれたことに感激です。
まとめ・反省点
完成までの所要時間:1日1~2時間程で3日くらい。
※手動なので手首が痛くなります。腱鞘炎に注意!
白く濁った部分が空洞になっているので恐る恐る磨いていたせいか、下地の処理がいまいちでした。
部分的には傷が取り切れておらず輝きが鈍い。
低い番手の段階からしっかりと成形して傷を無くすように削っていきたいと反省です。
これから瑪瑙も磨きたいところですが、くぼみにたまった汚れもあるのでやっぱり電動工具が必要だろうか…。
原石の感じは残したままきれいに磨いていきたいですね。
まだまだ腕が足りませんが、これから地道に磨いてコレクションに加えていきたいと思います!
拾ってきた石ころたちは、現在ビンの中で眠っています。
濡れていると艶やかできれいな石ころも乾くとくすんでしまったり、
表面が汚れているだけで、実はとんでもない石ころだったり…
本来の石の輝きが取り戻せるかもしれない、と思い「原石磨き」を始めました。
その記念すべき第1回の記録です。
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