無事に手術が終わり、術後の生活が始まります。
体内にメスが入った体は想像できませんね…。
術後一日目の夫の記録です。
手術後1日目の生活
手術当日の術後から、吐き気、発熱、胸の痛みが続きます。
吐き気は多少落ち着いいたものの、変わらず吐くものはないし移動にも痛みが伴うので、トイレに行くのもしんどい!
-午前-
▶ 朝食は無し
▶ 検査
- 内視鏡
- バリウム
内視鏡は麻酔で眠ってる間に終了。
バリウムは、何かを飲み込むのが手術後初めてだったので、恐る恐る飲み込みました。
飲み込むときの胸の痛みは多少ありましたが、飲んだものが詰まるといった感覚はありません。
検査結果は問題なし、先生から「お水は飲んでいいよ!」と許可が出ます。
病室のフロアにお茶や水が出るサーバーがあるので、そこにあるものなら飲んで良いとのこと。
(緑茶、烏龍茶、麦茶がありました。)
▶ 採血・体温
ベッドに戻り横になるとすぐに、看護師さんが採血や体温を測りにきてくれました。
測定時はいつも寝たままなので、毎回看護師さんにされるがまま。
▶昼食なし
-午後-
▶ ひたすら寝る
▶検査結果報告
夕方に先生がベッドまできてくれて、手術前と手術後のバリウムの写真を見せてくれました。
想像以上に食道が細くなっているのがお分かりいただけるでしょうか。
むしろ写真ではほとんど食道が見えないですよね。
それだけ収縮した食道の手前にどんどんバリウムが溜まっていきます。
バリウムで肥大した食道部分には、普段は食べ物が溜まっていくので、胃にすぐに到達できないことが一目瞭然、いや、これは胃に落ちるのか?と思うほどです。
手術後はちゃんと食道が通っているので、バリウムが胃まで落ちていることがはっきりと分かりました。
手術は成功で、様子を見て問題なければ、退院予定日に退院ができるそうです。
▶ 夜食なし・入浴なし
▶ ひたすら寝る
結果報告のあとはまた寝て起きて、を繰り返します。
吐き気は治まってきたものの、寝返りや飲み物を飲む時に胸が少し痛みます。
そして寝たきりなので背中が痛い。
この時には空腹感も強くなってきました。
そんなこんなで、手術後1日目を終えます。
1日目まとめ
- 食事は無し
- 許可が出たら飲水OK
- 入浴はできない
- 動くたびに胸の痛み
- とにかく寝る
この日も夫とのやり取りは少なく、「連絡できないけど、生きてます」くらいの会話でした。
起きてると常に痛みを感じなくてはならないので、回復のためにずっと眠っていた夫。
術前術後の写真を見ると、最初は術前が正常な食道の太さかと思っていたら、そのしたにチョロチョロとまだ食道があったことにびっくりしました。
術後の写真は、食道が回復してしっかりと胃までバリウムが流れている写真だったということです。
うーん、アカラシア恐るべし。
そして、長い間、アカラシアに耐えた夫、本当にお疲れ様です。
残り2日の入院生活、2日目に続きます。
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